/

グテレス国連総長が続投へ 安保理が推薦決議

(更新)
国連のグテレス事務総長の2期目連投が事実上決まった=国連提供

【ニューヨーク=吉田圭織】国連安全保障理事会は8日、今年末で任期切れを迎えるグテレス事務総長の2期目再任を推薦する決議を全会一致で採択した。事務総長の人選は拒否権を持つ常任理事国が決定権を握る。安保理の推薦を得たことで、続投が事実上決まった。

グテレス氏の任期は2022年1月から26年12月までとなる。6月の安保理の議長国を務めるエストニアのユルゲンソン国連大使によると、国連総会で18日、正式に任命される予定だ。国連の事務総長の任期は5年間で、慣例では2期10年を務める。エジプト出身のガリ元事務総長のように、拒否権を持つ安保理の常任理事国に再選が阻止されるケースもある。

グテレス氏は声明で「大変光栄に思う。信頼を託してくれた安保理の理事国に感謝している」と述べた。

グテレス氏は1995年から02年までポルトガル首相を務めた経験があり、05年6月から15年12月まで国連難民高等弁務官として難民危機にも対応した。17年1月から国連の事務総長を務めている。

後任選出に関して国連総会が5月に開いた公聴会では、グテレス氏は気候変動問題や新型コロナウイルス対策など国際社会が直面する課題について「仲介役、橋渡し役として全ての人に恩恵をもたらす解決策を探る」と力を込めていた。

一方、国連総会は7日、次期国連総会議長にモルディブのアブドラ・シャヒド外相を選出した。シャヒド氏は9月に始まる第76回国連総会の議長として193カ国が集まる多国間交渉のまとめ役を担う。選出後、シャヒド氏は記者団に対して「この過去一年は、疾病、絶望感、荒廃に見舞われた。希望を取り戻す必要がある」と述べ、コロナ後の復興を後押しするため平等なワクチン配布に特に力を入れるとした。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン