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元ゴールドマン社員に有罪評決 1MDB事件

【ニューヨーク=西邨紘子】マレーシアの政府系ファンド「1MDB」の巨額不正流用を巡る裁判で、ニューヨーク市の連邦陪審は8日、米投資銀行ゴールドマン・サックス元行員ロジャー・ウン被告を全罪状で有罪と評決した。

米司法省は2018年11月、ウン被告を資金洗浄や贈賄の共謀など、海外腐敗行為防止法違反に関する3件の罪状で起訴した。ウン被告は19年にマレーシアから米国に引き渡されたが、新型コロナウイルス流行により今年2月まで裁判の開始が遅れていた。

裁判所判事による判決はまだ下されていないが、米メディアによると最大30年の禁錮刑が言い渡される可能性がある。ウン被告の弁護士はロイター通信に対し、判決の内容によって控訴も検討すると話した。

1MDBはマレーシアのナジブ元首相が設立した政府系ファンドだが、マネーロンダリング(資金洗浄)の手法により総額45億ドル(約5220億円)以上がファンドから流出し、個人不動産の購入や賄賂などに使われていた。

ゴールドマンは12~13年にかけて1MDBの債券を1社で引き受け、総額6億ドル以上の手数料収入を得ていた。ウン被告は事件当時、ゴールドマンのマレーシアでの投資銀行部門トップを務め、当時の上司と共に資金の不正流出に加担した疑いが持たれていた。

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