米運用大手TロウCEO、ESG投資「試される信念」
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ロシアによるウクライナ侵攻でESG(環境・社会・統治)運用が試練に直面している。直近の運用成績は市場平均を下回り、旗振り役のウォール街にも再考を迫る。運用資産総額約200兆円の米大手運用会社、ティー・ロウ・プライス・グループのロバート・シャープス最高経営責任者(CEO)は、気候変動問題を重視する現行のESG運用について「今こそバランスをとることが必要」と述べた。
――ウクライナ危機は投資環境にど...

日経電子版「金融直言」は、金融分野のキーパーソンとの経済社会問題の本質に迫る白熱したやりとりを生き生きとした筆致で描くインタビュー形式のコラムです。