/

インスタ、保護者が利用時間を制限 メタが機能追加

(更新)

【シリコンバレー=奥平和行】米メタ(旧フェイスブック)は7日、スマートフォンの画像共有アプリ「インスタグラム」で青少年の保護を強化すると発表した。保護者が利用時間を制限できる機能などを追加する。メンタルヘルスへの悪影響が注目を浴びるなか消費者や米議員の理解を得たい考えだが、先行きは不透明だ。

同日に事業責任者のアダム・モッセーリ氏が発表した。インスタグラムは元社員の内部告発などを機に青少年の保護が十分でないといった批判を浴びており、モッセーリ氏は消費者保護などを担当する議会上院の小委員会が8日に開く公聴会で証言する。

2022年3月に保護者や両親による利用を想定した新たな管理機能を追加する。対象は13~18歳の利用者で、保護者が利用時間を制限したり、どれだけ使ったか確認したりできるようにする。また、青少年による利用に関する情報を提供するコーナーを設ける。

7日には米国など6カ国で、青少年が一定時間を上回ってインスタグラムを使用すると休憩をとることを促す機能を加えた。22年初めまでに日本を含む各地に広げる予定だ。フォローしていない利用者が青少年を対象にタグ付けやメンションといった機能を使うことを禁止し、特定の話題に関する投稿を長時間にわたって閲覧するとほかの話題を薦める機能も追加する。

インスタグラムは多くの青少年が利用し、フェイスブックの利用者が高齢化するなか同社が成長を持続するうえで重要性が高まっている。一方、消費者団体などが長時間の利用やメンタルヘルスへの悪影響を問題視し、今春には利用を禁止してきた13歳未満を対象とした新サービスの開発が表面化して批判が高まった。

また、同社元社員のフランシス・ホーゲン氏が持ち出した社内文書により、「ティーンエイジの女子の32%は体形に不満を持っているときにインスタグラムを利用すると気分が落ち込む」といった社内調査の結果があったことが分かった。ホーゲン氏らは自社に不都合な情報を隠蔽していたといった批判を強めてきた経緯がある。

社会的な批判の高まりを背景にフェイスブック(当時)は9月下旬、13歳未満を対象としたサービスの開発を一時中止した。13歳以上の利用者に対しても新規にアカウントを開設する際は初期設定で投稿が非公開になるようにするといった取り組みを進めてきた。ただ、保護策の一部は有効性に疑問符がついており、今回も理解が得られるか不透明な面がある。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません