トランプ前大統領、危うい機密管理 情報源漏れに懸念
FBIの家宅捜索から1カ月
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【ワシントン=中村亮】米連邦捜査局(FBI)がトランプ前大統領の邸宅を家宅捜索してから8日で1カ月が経過する。最高機密を含む文書を大量に所持した疑いが強まり、危うい管理体制も明らかになった。機密の情報源が漏れれば情報収集活動に打撃となり、長期的に米国の安全保障を揺るがしかねない。
FBIは8月8日、南部フロリダ州にあるトランプ氏の邸宅マールアラーゴを家宅捜索した。FBIは最高機密に分類された文書...