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再出馬探るトランプ氏、不正捜査で痛手も

「真の米国第一の愛国者グレン・ヤンキン氏よ、おめでとう」。米国のトランプ前大統領は2日に支持者へ宛てたメールで、南部バージニア州の知事選をめぐる共和党のヤンキン氏の躍進は自身の支持が追い風になったと主張した。党内での影響力を誇示する狙いがある。

トランプ氏は2024年の大統領選で再出馬を探る。10月上旬に中西部アイオワ州で支持者集会を開いた。同州は共和党内で大統領候補を決める選挙を全米で最も早く実施し、勝敗は候補選びの流れを左右する。集会は再出馬に向けた布石だと受け止める向きがある。

米ハーバード大などが10月下旬に実施した世論調査によると、24年の大統領選に向けた共和党候補をめぐりトランプ氏が33%の支持を得た。ペンス前副大統領(10%)やニッキー・ヘイリー元国連大使(7%)、南部フロリダ州のロン・デサンティス知事(7%)を大きく上回った。

不安材料は不正疑惑の追及だ。東部ニューヨーク州のマンハッタン地区検察は7月、トランプ氏の一族企業「トランプ・オーガニゼーション」と同社のアレン・ワイセルバーグ最高財務責任者(CFO)を起訴したと発表した。

複数の米メディアによると、検察当局は今秋に大陪審を新たに招集して同社などの追加捜査に着手した。ワイセルバーグ被告はトランプ氏に最も近い人物の一人とされる。脱税などの容疑にトランプ氏の関与が見つかれば、トランプ氏本人の起訴につながる可能性が出てくる。

1月に起きた連邦議会占拠事件の経緯を調べる下院特別委員会の調査も進む。トランプ氏は支持者を扇動し、暴動を野放しにした疑いがある。民主党主導の特別委はトランプ氏の当時の言動を知る元側近に証言を求めるが、トランプ氏は協力を拒むよう指示して対立が深まっている。(ワシントン=中村亮)

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