/

ペルー大統領選、接戦 サンプル調査で0.4ポイント差

(更新)
投票するカスティジョ氏(6日、北部タカバンバ)=ロイター

【サンパウロ=外山尚之】南米ペルーで6日、大統領選の決選投票が行われた。民間企業のサンプル調査によると、急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)の得票率が50.2%、フジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏(46)が49.8%と、0.4ポイント差の激戦になっている。

調査会社Ipsosとアメリカ・テレビシオンが発表した。出口調査ではケイコ氏がわずかに優勢と伝えていたが、実際の開票結果を用いるサンプル調査で逆転した。得票率の差は誤差の範囲で、現時点でどちらの候補者も当選の可能性があるという。

ペルーは新型コロナの人口当たりの死者数が世界最多となり、経済も大きな打撃を受けた。経済再生や格差是正が争点となる中、事前の世論調査では天然資源の国有化など急進左派的な政策を掲げるカスティジョ氏が貧しい地方で支持を集めて先行していた。反左派を掲げるケイコ氏はこれまで対立していた政治家や企業の支援を受け、首都リマで支持を固めて接戦に持ち込んだ。

出口調査でもケイコ氏がリマで6割超の支持を集める一方、多くの地方でカスティジョ氏が7~8割の支持を固めており、分断が明らかになっている。

選挙管理当局の速報は6日深夜(日本時間7日昼)に出る予定だ。ペルーの選挙システムは手作業で集計するため、結果が出るまでに時間がかかる。2016年の大統領選は歴史的な接戦となり、投開票から勝利宣言まで4日かかっている。今回の選挙でも夕方の時点で148件の不正が発覚しており、僅差だった場合、もめる可能性がある。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン