FRBのタカ派化、「下げない相場」が促す(NY特急便)

6日の米株式市場はさえない展開となった。米連邦準備理事会（FRB）が午後に公表した米連邦公開市場委員会（FOMC）の議事要旨を受けて、マーケットはやや不安定な動きになり、ダウ工業株30種平均は続落で終えた。3月中旬以降、下がりにくい相場が続いていたが、量的引き締め（QT）の開始が近づいたことで、潮目の変化を感じる市場参加者もいる。

「先物市場の弱さは気がかりだ」。米ミラー・タバックのストラテジス...