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米上院、民主2勝で多数派 「トリプルブルー」に

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民主党は議会上院でも多数派を確保する見通しとなった(バイデン次期大統領)=ロイター

【ワシントン=永沢毅】米連邦議会の上院は民主党が多数派を奪還した。複数の米メディアによると、南部ジョージア州の2議席を争った5日の決選投票で民主党の2勝が確実になった。民主が大統領選の勝利に加えて上下両院で多数派を確保する「トリプルブルー」となり、20日に発足するバイデン次期政権の追い風となる。

ジョージアの連邦議会上院2議席はいずれも共和党現職に民主党新人が挑む構図だ。複数の米メディアは6日、民主のオソフ氏が共和のパーデュー氏を破り、勝利を確実にしたと報じた。開票率98%でオソフ氏のリードは0.6ポイント。5日は民主のウォーノック氏が共和のレフラー氏を退け、勝利が確実になっていた。

バイデン次期大統領は6日、オソフ、ウォーノック両氏に電話で祝意を伝えた。「彼らは危機に際して行動を求めている」と期待を示した。

2020年11月の大統領選と同時に実施された連邦議会選で、上院(定数100)の勢力は非改選を含めて共和党が50議席、民主党が48議席となっていた。民主党は2勝したことで50議席を得た。賛否が同数の場合はハリス次期副大統領(民主党)が票を投じるため、上院で主導権を握ることができる。共和党は1勝でも多数派を維持できたが、及ばなかった。

上院は予算案や法案の採決に加え、条約の批准、閣僚や大使などの人事の承認の権限を握る。民主党のオバマ前政権の2015年から共和党が過半数を維持している。民主党が上院で多数派を奪還できなければ、バイデン氏の政権運営に打撃となるところだった。共和党から協力を得られない限り政策の実現に大きな支障を来すためだ。

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