米消費者、住宅購入に二の足 景気不安で6人に1人が中止
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【ニューヨーク=大島有美子】米国の消費者が住宅購入をためらっている。民間調査では、成約した住宅の契約キャンセル率は7月に16%となり、新型コロナウイルス禍が始まった直後に急増した2020年春を除き最高となった。住宅価格の上昇が鈍化し始め、資産価値の目減りを見越して購入を取りやめる人が増えている。ローン金利の高止まりも障壁となり、米国の住宅市場の冷え込みが鮮明だ。
「より多くの物件が市場に出回るよ...
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