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米州首脳会議、8日に開幕式 メキシコ大統領は欠席

(更新)

【メキシコシティ=清水孝輔】米州首脳会議が米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで開幕する。8日に開幕式を開き、北米と中南米諸国の首脳や閣僚が移民問題や経済連携、気候変動対策などについて議論する。ただメキシコ大統領は6日に米州首脳会議を欠席する考えを示しており、他の国にも同様の動きが広がる可能性がある。

米州首脳会議は6~10日に開かれる。6~7日に各国の首脳や閣僚がロサンゼルスに到着し、主な会合は8日から始まる見通しだ。8日には開幕式や閣僚級会談を予定している。新型コロナウイルス対策や食料不足なども議論する。

メキシコのロペスオブラドール大統領は6日、記者会見で「米州首脳会議には出席しない。全ての国が招待されなかったからだ」と述べた。米政府は民主的ではないとして南米ベネズエラと中米ニカラグア、カリブ海の社会主義国キューバを米州首脳会議に招待しない考えを示していた。

メキシコからはロペスオブラドール氏の代わりにエブラルド外相が会議に出席する。メキシコの決定を受け、他の中南米の国も直前で首脳が出席しない判断を下す可能性がある。ロペスオブラドール氏は6日、7月に別の機会として米国を訪問し、バイデン米大統領と会談して北米と中南米諸国の結束を呼びかけたい考えを示した。

米州首脳会議は米州機構(OAS)加盟国のサミットで、北米と中南米諸国が共通の課題について話し合う。1994年に米フロリダ州マイアミで初めて開催された。3年程度に1度開かれており、今回は9回目となる。

15年には米州首脳会議にあわせて米国とキューバの首脳会談が実現し、同年の国交回復につながった。一方で18年に開かれた前回の米州首脳会議にはトランプ前大統領が欠席し、中南米諸国との溝が浮き彫りになった。

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