イスラエル首相、プーチン大統領と会談 停戦仲介提案か

【ワシントン=坂口幸裕】イスラエルのベネット首相は5日、モスクワでロシアのプーチン大統領と3時間ほど会談した。米メディアが同日、報じた。ベネット氏はロシアが侵攻したウクライナとの停戦交渉の仲介を提案したもようだ。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などによると、イスラエル政府はバイデン米政権にロシア訪問を事前に通知した。
ベネット氏は2月25日にウクライナのゼレンスキー大統領、同27日にプーチン氏とそれぞれ電話で協議した。イスラエルのメディアは、ゼレンスキー氏がロシアと交渉できないか仲介をベネット氏に依頼したと伝えた。
ロシア大統領府はベネット氏がプーチン氏との電話でロシアとウクライナの停戦交渉仲介を提案したと明らかにしており、今回のロシア訪問も仲介の一環とみられる。

ロシアがウクライナに侵攻しました。NATO加盟をめざすウクライナに対し、ロシアはかねて軍事圧力を強めていました。米欧や日本は相次いでロシアへの制裁に動いています。最新ニュースと解説をまとめました。
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