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米長期金利上昇一時1.62%、雇用回復で NYダウもみ合い

(更新)
ニューヨークのウォール街=ロイター

【ニューヨーク=宮本岳則】5日の米債券市場で10年物国債の利回りが一時1.62%と前日より上昇した。2020年2月以来の高水準となる。同日公表の2月の雇用統計で、市場予想を上回る雇用者数の増加となり、春以降の景気急回復が再び意識された。ダウ工業株30種平均は反発して始まり、上げ幅は一時300ドルを超えたが、その後は下げに転じる場面もあった。

米労働省が5日発表した2月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が前月比37万9000人増え、市場予想(21万人)を上回った。米長期金利の上昇を受け、円売り・ドル買いが進んでいる。雇用統計の発表後、ニューヨーク外国為替市場では一時、1ドル=108円63銭まで下落した。

市場では巨額の財政出動成立の見通しや、良好な経済指標を受けて、インフレ加速の観測が強まっている。FRBは早ければ今年中にも資産購入の減額に着手するとの思惑も浮上しており、長期金利に上昇圧力がかかっている。

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は4日昼の討論会で大規模な金融緩和を続ける姿勢を示した。ところが市場では「長期金利上昇へのけん制が期待されたほど強くなかった」と受け止められており、金利上昇に歯止めはかかっていない。

米国株式市場ではダウ平均が一進一退。アップルなどが下げた一方、、原油先物価格の上昇を受けてエネルギー株が上昇している。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は下げ幅を広げ、一時前日比250ポイント超下げた。

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