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米クアルコム、アモン社長がCEO昇格 5G戦略を主導

(更新)
クアルコムは5G戦略を主導するアモン社長(写真)のCEO昇格を発表した

【シリコンバレー=佐藤浩実】米半導体大手のクアルコムは5日、クリスチャーノ・アモン社長(50)が6月30日付で最高経営責任者(CEO)に昇格すると発表した。同氏は高速通信規格「5G」に関わる製品開発や販売戦略を主導しており、5G普及期の足場固めを一段と強化する。スティーブ・モレンコフ現CEO(52)は退任後も顧問を務める。

同社の取締役会が全会一致で指名した。アモン氏は1995年にクアルコムに入社し、2018年から社長を務めている。同社の「5Gの顔」として講演や戦略発表会に度々登場し、世界の通信・スマートフォン企業の幹部らとの人脈も広い。ブラジル出身のエンジニアで、人なつっこい笑顔や情熱的なプレゼンテーションで知られる。

6月にCEOに昇格するアモン氏

アモン氏は声明で「5Gをモバイル以外の分野にも広げ、当社の技術をあらゆるものをクラウドに接続するうえで不可欠なものにする」と述べた。

モレンコフ氏は14年に、創業家のポール・ジェイコブス氏の後を継いでCEOに就いた。独占禁止法違反を疑う各国当局や米アップルなどとの訴訟に直面したほか、17~18年にかけて米ブロードコムによる敵対的買収の防戦に奔走した。マーク・マクラフリン取締役会長はモレンコフ氏について「大半のリーダーが生涯で経験する以上の困難に7年間で対峙した」と指摘した。

アモン氏はかねて次期CEOの最有力候補とみられていた。順当なCEO交代の発表を受け、クアルコムの株価は5日に前日比で2.65%上昇した。上場来の最高値圏にある。

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