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国連総長「マリウポリから500人近く避難」 救出進行中

【ニューヨーク=吉田圭織】国連のグテレス事務総長は5日、ウクライナのアゾフスターリ製鉄所を含む南東部の港湾都市マリウポリにいる民間人を避難させるための救出作戦を「現在実行している途中だ」と明らかにした。国連によると、赤十字国際委員会(ICRC)とともに2日に始めたマリウポリからの民間人救出作戦でこれまでに計500人近くの避難に成功したという。

グテレス氏はロシアの侵攻を受けるウクライナについての安全保障理事会の会合に出席した。同氏によると、2日から3日にかけてアゾフスターリ製鉄所から101人、製鉄所周辺の地域から59人が避難し、その後も320人が退避したという。救出作戦は引き続き「進行中だ」と述べ、「成功を妨げないように終了するまで詳細については話せない」と説明した。

マリウポリには数万人の民間人が取り残されているとされ、グテレス氏は4月26日にロシアを訪問した際、プーチン大統領に人道回廊の設置を求めていた。タス通信によるとプーチン氏は5日、イスラエルのベネット首相との電話協議で製鉄所からの民間人の安全な脱出を保証する用意があると述べた。ロシア国防省は民間人避難のための「人道回廊」を5~7日に設けるとしている。

人道目的の停戦の交渉に取り組んでいるグリフィス国連事務次長(人道問題担当)は人道回廊の設置を受けて「希望の兆しが見えてきた」と話した。グリフィス氏は「地域を限定した停戦や戦闘の一時停止、重要インフラ周辺の戦闘停止をだいぶ前から要請していた。ようやく一歩前進できたことにほっとしている」と述べた。

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