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ロシア軍、キーウ周辺から3分の2を再配置 米分析

(更新)

【ワシントン=中村亮】米国防総省高官は4日、記者団に対してウクライナの首都キーウ(キエフ)周辺に集まっていたロシア軍の3分の2が再配置を始めたと明らかにした。3月末時点で2割近くと推計していた。国防総省のカービー報道官は4日の記者会見でウクライナ東部のドンバスに再配置される可能性が高いと言及した。

カービー氏はロシア軍によるキーウへの地上侵攻について「少なくとも現時点では断念した」と指摘した。一方で「キーウはロシア軍による空爆に脆弱なままだ」とも語り、ロシア軍の脅威は消えていないと警戒を緩めなかった。

サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は4日の記者会見で、ロシア軍の作戦について大半のウクライナ領の掌握を目指すのではなく、東部や南部の一部に戦力を集中させようとしていると分析した。ドンバスでの軍事作戦の成功を主張し、キーウへの地上侵攻の失敗を覆い隠そうとする可能性にも触れた。

キーウ周辺を離れたロシア軍の多くがベラルーシに向かったといい、そのうち数十の大隊戦術グループがウクライナ東部に再配置されるシナリオを示した。大隊戦術グループは1個あたり最大1000人程度で構成されているとされ、数万人のロシア兵がドンバスでの戦闘に加わる可能性がある。

サリバン氏は数日中にウクライナ向けの新たな武器供与を発表すると言明した。国防総省は1日、最大3億ドル(約370億円)相当の武器供与を発表したばかりで、ウクライナ軍の戦闘能力の維持・強化を急ぐ。サリバン氏は「戦闘の次の段階は長期化するかもしれない」とも述べた。

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