ノイズ目立つred hot景気 好決算も無反応(NY特急便)
米州総局 田口良成
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4日の米株式市場ではアップルなどの巨大テック株が下げを主導。ナスダック総合株価指数の下落幅は3月下旬以来の大きさとなった。決算内容が悪かったり米長期金利が上昇したりしたわけではない。むしろ逆だ。「red hot」と言われる過熱気味の経済で、相場を動かすメッセージとそれ以外の「ノイズ(雑音)」との区別が難しくなっている。
巨大テック株の下げが進んだ理由を強いてあげれば、もともと高値警戒感がくすぶっ...