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サムスン電子、どこでもプロジェクター Z世代に照準

【ラスベガス=佐藤浩実】韓国サムスン電子は4日、持ち運びやすい円筒形のプロジェクター「フリースタイル」を発表した。キャンプ場やパーティー、友人の家など、どこでも手軽に映像や音楽を楽しめる。据え置き型が主流だったプロジェクターの新たな使い方を提案し、「Z世代」など若年層の需要を取り込む。

世界最大のテクノロジー見本市「CES」の講演で披露した。830グラムと軽いほか、投影部が回転するため、天井やテーブルにも映しやすいのが特徴だ。30~100インチの映像をフルHD画質で投影可能で、照明やスマートスピーカーとしても利用できる。4日に受注を始めた米国での価格は900ドル(約10万4400円)で、順次販売地域を広げる。

新製品は若い世代の生活様式を研究して開発した。映画やドラマを見るといった定番の使い方のほか、部屋の壁に窓のような画像を映して装飾にしたり、ムードのある照明にしたりといった用途も想定する。消費者が使い慣れているスマートテレビと同じ操作画面も表示できる。

光学機器は日本企業が強い分野だが、テレビで世界首位のサムスンが手掛けることで普及が進む可能性がある。プロジェクターで満足する層が増えると主力製品であるテレビの販売を減らす恐れもあるが、若年層を中心に、好きなコンテンツをどこででも楽しみたいという需要は大きいと判断した。

CESの講演では企業を超えてスマート家電を連携させる取り組みなども説明した。中国ハイアールやスウェーデンのエレクトロラックスなどと設立した「ホーム・コネクティビティ・アライアンス」を通じて、各社の家電を連携させやすくするという。製品包装でのリサイクル材の利用拡大など環境への取り組みも強調した。

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