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米ファイザー、21年のワクチン売上見通し2.8兆円に

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【ニューヨーク=西邨紘子】米製薬大手ファイザーは4日、独ビオンテックと共同開発する新型コロナウイルスワクチンの2021年12月期通期の売上高見通しを約260億ドル(約2兆8000億円)と発表した。2月時点の予想(約150億ドル)から約7割引き上げた。

ファイザー製のワクチンは、昨年12月に米食品医薬品局(FDA)が緊急使用を承認し、すでに世界50カ国以上が緊急使用などを認めている。売上高見通しの引き上げは、各国・地域から大口の追加発注が相次いでいることを反映した。

拠点拡充や同業他社との協業を通した生産能力拡大への取り組みも順調で、21年の供給見通しは20億回分から25億回分に引き上げた。22年には30億回分を供給できると予想している。

ファイザーが同日発表した21年1~3月期の決算は、純利益が48億7700万ドル、売上高が145億8200万ドルでぞれぞれ前年同期比45%増だった。新型コロナワクチンの売上高は34億6200万ドルにのぼり、売上高全体の24%を占めた。

特殊要因を除いた1株利益は0.93ドルで、市場の予想(0.77ドル程度)を上回った。

ファイザーは5月中に米国で新型コロナワクチンの新薬承認の申請を予定する。現在受けている緊急使用承認から切り替えを目指す。新薬承認がおりれば、メーカーが自由に価格設定・販売できるようになる。アルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は新型コロナワクチンについて「(定期接種が必要な)インフルエンザワクチンにも似た長期的な需要が見込める」との見方を示した。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

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