別の中国偵察気球、ラテンアメリカ上空に 米国防総省
(更新)

【ワシントン=中村亮】米国防総省のライダー報道官は3日の声明で、中国の偵察気球がラテンアメリカ(中南米)の上空を飛行していると明らかにした。3日昼時点で米本土の中央を飛んでいると説明した中国の偵察気球とは別のものだ。
ライダー氏は声明で「気球がラテンアメリカを飛行しているとの報道を把握している。我々は現時点で別の中国の偵察気球だと分析している」と断言した。「現時点でこれ以上の情報はない」と述べ、さらに分析を進める立場を示した。
ライダー氏は3日、声明を出す前の記者会見で、1日に米西部モンタナ州を飛行していた中国の偵察気球が東方に移動し、米本土の中央を飛行していると話していた。
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)