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ミャンマー問題、国連安保理が緊急会合 死者最大の38人

(更新)
国連は3日のミャンマーのデモ参加者への発砲で38人が死亡したと明らかにした=ロイター

【ニューヨーク=吉田圭織】国連のブルゲナー事務総長特使(ミャンマー担当)は3日の記者会見で、ミャンマーの抗議デモへの治安部隊による発砲で38人が死亡し、一日の死者数で最悪になったと明らかにした。状況の悪化を受け、国連の安全保障理事会は5日、英国の要請で緊急会合を開催する。

会合は非公開で開催される。ブルゲナー氏は「クーデターが始まってから50人以上が死亡し、多くが負傷している」とも述べた。5日の安保理会合では理事国の結束に期待していると述べ、中国とロシアには「内政問題ではないと認識してほしい」と訴えた。「少数民族武装勢力が国軍と衝突を始めたら、ミャンマーが本当に戦争状態に陥ってしまう」とも警告した。

国連におけるミャンマーの代表を巡る混乱も続いている。チョー・モー・トゥン国連大使は2月26日、国連総会の演説で「ミャンマー軍に対し行動を起こすため、あらゆる手段を使うべきだ」と述べ、ミャンマー国軍がその後同氏の解任を発表した。だが、外務省が国軍の指示で後任として任命したティン・マウン・ナイン次席大使が3日、フェイスブックで辞任を表明した。

ミャンマー外務省はティン・マウン・ナイン氏の任命を国連に通知していたが、チョー・モー・トゥン国連大使も大使として職務を継続するとの書簡を提出していた。国連のドゥジャリク事務総長報道官は3日、「両方の書簡を(各国代表を国連総会に報告する)資格情報委員会に提出した」と述べた。国連によると、次席大使の辞任について正式な通知は受け取っていない。

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ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデター。なぜ起きたのでしょうか。 最新ニュースはこちら。

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