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Amazon98%増益 10~12月、リヴィアン上場益計上で

(更新)

【シリコンバレー=白石武志】米アマゾン・ドット・コムが3日発表した2021年10~12月期決算は売上高が前年同期比9%増の1374億1200万ドル(約15兆7900億円)、純利益が98%増の143億2300万ドル(約1兆6400億円)だった。21年11月に上場した新興電気自動車(EV)メーカー、米リヴィアン・オートモーティブの株式評価益を計上したことで過去最高益を更新した。

アマゾンは21年10~12月期にリヴィアン株の上場に伴う株式評価益118億ドルを営業外収益に計上した。3日の米国市場の時間外取引でアマゾン株は終値を10%超上回って取引されている。

売上高は四半期ベースで過去最高を更新したが、事前の市場予想の1377億ドル前後には届かなかった。部門別の売上高は直営のネット通販事業が660億7500万ドルと1%減少した。外部事業者から受け取る各種手数料収入は11%増の303億2000万ドルだった。新型コロナウイルスに伴う「巣ごもり消費」の特需には一服感が漂う。

クラウドコンピューティング部門の売上高は40%増の177億8000万ドルと堅調だった。会員制サービス「アマゾンプライム」を中心とするサブスクリプション(継続課金)型サービスの売上高は15%増の81億2300万ドルだった。

新型コロナ禍からの景気回復に伴い米国では人手不足が深刻になっているが、アマゾンは物流施設を中心に積極的な採用を続けた。21年10〜12月期の世界の従業員数は160万8000人となり、1年前に比べ24%増えた。人件費などを含む営業費用は13%増の1339億5200万ドルと売上高の伸びを上回り、営業利益は50%減の34億6000万ドルに落ち込んだ。

アマゾンは同日、物流網における賃金や輸送コストの上昇などを理由に米国でアマゾンプライムの年会費を2月以降、17%引き上げて139ドルにすると発表した。22年1~3月期の売上高は1120億~1170億ドルになるとの見通しを示した。前年同期と比べた伸び率は最大でも8%にとどまり、市場予想の1211億ドルを下回る水準となった。

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