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米大手運用3社、「環境派」候補に賛成票 エクソン総会

【ニューヨーク=伴百江】5月に開いた石油メジャーのエクソンモービルの株主総会で、ブラックロックなど米資産運用大手3社が、物言う株主の推薦した「環境派」の取締役候補に賛成票を投じたことが明らかになった。議決権比率の高い運用大手が株主提案に賛同した結果、エクソン側が推す取締役再任が阻まれた。ESG(環境・社会・ガバナンス)関連議案の成否を巡り、運用大手の影響力が浮き彫りになった。

米ヘッジファンド「エンジン・ナンバーワン」は、エクソンの気候変動リスクへの対応が不十分だとして、環境対策の強化に向けて取締役候補4人を推薦していた。4人のうち、ブラックロックは3人、バンガード・グループは2人、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは2人にそれぞれ賛成票を投じた。

QUICK・ファクトセットによると、バンガードはエクソンの最大の株主で、ブラックロック、ステート・ストリートと続く。3社を合計したエクソンの株式保有比率は19%超に上る。一方、エンジン社のエクソン株保有比率はわずか0.02%。1%に満たない株主の提案に巨大機関投資家が賛同したことで3人の取締役が選出された。

米調査会社モーニングスターのアナリスト、ジャッキー・クック氏は「今回の議決は企業の環境対策について株主主導の企業統治が実現した点で歴史的な株主総会になった」と指摘する。

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