/

ユナイテッド航空、超音速機購入へ 東京ー西海岸6時間

(更新)
think!多様な観点からニュースを考える
超音速機はこれまでの旅客機の2倍の速度で運航する(ユナイテッド航空のホームページ)

【ニューヨーク=大島有美子】米ユナイテッド航空は3日、超音速機を開発する米航空機ベンチャー、ブーム・スーパーソニック(米コロラド州)から15機の超音速機を購入する契約を結んだと発表した。2029年の商用化を見込む。東京と米西海岸サンフランシスコ市を6時間で結ぶほか、持続可能な燃料(SAF)のみで運航され、50年までの脱炭素化の目標にも貢献するとみる。

購入額は明らかにしていない。ユナイテッドの安全基準を満たした上でまず15機を購入し、さらに35機の追加購入を見込む。

ブーム社が開発する超音速機は速度がマッハ1.7(音速の1.7倍)で、現状の航空機の2倍の速さという。現状で10時間前後かかるサンフランシスコー東京間を6時間で結ぶ。ニューヨーク近郊のニューアーク国際空港とロンドン間は7時間前後から3時間半に短縮される。

旅客収容人数は65~88人となる見通しだ。燃料はすべてSAFが使われ、実質排出ガスゼロを達成できるという。ユナイテッドは50年に二酸化炭素など温暖化ガスの排出量をゼロにする目標を掲げており、電動旅客機のベンチャーと提携するなど環境投資を拡大している。

ブーム社には日本航空(JAL)が17年に1000万ドル(発表当時11億円)を出資して提携、20機の機体の優先発注権を得ている。JALのほか、米空軍、ロールス・ロイスも提携している。ブーム社の航空機は退役した「コンコルド」に次ぐ超音速機になると期待されている。コンコルドは1970年代に就航し最高速度マッハ2を実現したが、燃費の悪さや騒音問題などで03年に引退した。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

  • この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
(0/300)
投稿内容をご確認ください
投稿チェック項目誤字脱字がないかご確認ください
投稿チェック項目トラブル防止のため、記事で紹介している企業や人物と個人的つながりや利害関係がある場合はその旨をお書き添えください
詳細は日経のコメントガイドラインをご参照ください

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

企業:
業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン