国境管理、迷うバイデン政権 落胆の民主左派と板挟み
アメリカン・デモクラシー 保守強硬派の実像(2)
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2月中旬、西部アリゾナ州。野党・共和党のマッカーシー下院議長の姿はメキシコ国境にあった。同僚議員を従えながら両国を隔てるフェンスを背景に記者団に訴えた。「移民問題を解決するために戦うつもりだ。民主党はこの問題を無視し、何もなかったように振る舞うことはできない」
同氏は議長を選ぶときに党内の保守強硬派「フリーダム・コーカス(自由議連)」から反対され、最終的には議連の要求をのんだ。わざわざメキシコ国...
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アメリカでは2020年の大統領選挙を不正と信じる国民がなお3分の1に上ります。自由と人権を重んじるアメリカで揺らぐ民主主義(アメリカン・デモクラシー)について考えます。