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FTX創業者、詐欺罪など否認 10月2日に初公判

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【ニューヨーク=竹内弘文】暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディング創業者で、同社の顧客に対する詐欺罪などに問われたサム・バンクマン・フリード被告は3日、ニューヨーク市マンハッタンの連邦裁判所に出廷し、罪状認否で起訴内容を否定した。初公判は10月2日に決まった。起訴容疑である詐欺を巡る意図の有無などが焦点となる。

バンクマン・フリード被告には、自身が保有する投資会社アラメダ・リサーチの損失補塡のためにFTXの顧客資産を流用した疑いや、FTXの出資者を欺いて資金調達した疑いのほか、顧客資金を原資に違法に政治献金した疑いなど8つの起訴容疑がかかっている。ロイター通信によると、すべて有罪となれば最長115年の懲役となる可能性がある。

ずさんな会計処理やリスク管理により立ちゆかなくなったFTXは昨年11月、経営破綻した。バンクマン・フリード被告は逮捕・起訴前に応じた米メディアの取材で、破綻に至った経営責任を謝罪しつつ「顧客資産の流用については知らなかった」と説明し、法的責任を否定していた。

捜査を主導するニューヨーク州南部地区連邦地検は、顧客資産の流用は同被告が意図的に主導したとみている。同被告の元側近で、詐欺罪に問われたアラメダ・リサーチのキャロライン・エリソン前最高経営責任者(CEO)らはすでに「不正であることを認識していた」と有罪を認めており、当局の捜査に協力している。

バンクマン・フリード被告は昨年12月、居住していたカリブ海の島国バハマで逮捕され、米国に身柄が引き渡された。その後、2億5000万ドル(約330億円)の保釈金の支払いを条件に釈放された。保釈金を肩代わりした人物の詳細については明らかになっていない。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

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