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米IBM、ホワイトハースト社長が退任

【ニューヨーク=白岩ひおな】米IBMは2日、ジム・ホワイトハースト社長(53)が退任すると発表した。2019年にIBMが340億ドル(約3兆8千億円)で買収したソフトウエア大手レッドハットの前最高経営責任者(CEO)で、20年4月からIBMの社長を務めていた。IBMによると、退任はホワイトハースト氏自身が決めたもので、今後は上級顧問として同社の事業に携わるという。社長の後任は発表していない。

レッドハットはクラウドと自社システムが混在する「ハイブリッドクラウド」を管理するソフトに強みがある。IBMは買収を主導したアービンド・クリシュナ氏が20年4月にCEOに就任し経営の立て直しを進めるなかで、成長分野と位置づけるクラウド事業に注力してきた。レッドハットの売上高は20年1~3月期に17%増と全体をけん引している。

クラウドやコグニティブ・ソフトウエア部門で豊富な経験を持つホワイトハースト氏は、社長としてクリシュナ氏の戦略を補完する役割を担うとみられていた。ホワイトハースト氏の退任発表後、IBMの株価は米株式市場で約5%下落した。

クリシュナ氏は20年10月に「IBMの未来の再定義」をうたい、21年末までにIT(情報技術)システムの運用や保守などを手掛ける部門の分離を発表するなど、成長軌道への復帰に向けた改革を行ってきた。2日にはグローバル・マーケット担当やクラウドとコグニティブ・ソフトウエアなどの部門でも複数の経営陣の異動を発表した。

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