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安保理、ミャンマーのクーデターで声明見送り 協議継続

(更新)
国連安保理は2日の緊急会合で、ミャンマーのクーデターを巡る国際社会の対応を議論した(写真は20年2月)=ロイター

【ニューヨーク=白岩ひおな】国連安全保障理事会は2日、ミャンマー国軍によるクーデターを受けた緊急会合を非公開のテレビ電話形式で開いた。開催を要請した英国のバーバラ・ウッドワード国連大使は会合後、記者団に「国際社会に懸念が広がっており、声を一つにして話ができることを願う」と述べるにとどめた。安保理全体としての声明は見送り、協議を継続する。

安保理外交筋によると、英国などはクーデターを非難し、拘束されたアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相らの解放、民主主義の回復などを求める報道声明の発出を探った。ただ、理事国の中国、ロシア、ベトナムが結論を急ぐべきではないと主張し、合意に至らなかったという。

クーデターへの対応では制裁の可能性も排除しない欧米諸国と、ミャンマーの友好国として慎重な立場を示す中国、内政不干渉の原則に従い静観する構えを見せる東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国などの間で温度差がある。会合ではこうした溝が露呈し、安保理としての足並みがそろわなかったとみられる。

ウッドワード氏は「この危機を解決するために、ASEANを含む地域パートナーの役割を歓迎する」と呼びかけた。英国としては「法の支配を尊重し、拘束された者を直ちに解放し、2020年11月の総選挙の結果を尊重すべきだ」との考えを改めて強調した。

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