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ウーバー、アルコール飲料宅配の米社を買収 1150億円

ウーバーはアルコール飲料宅配を手掛けるドリズリーの買収で宅配事業を強化する=AP

【シリコンバレー=白石武志】米ウーバーテクノロジーズは2日、北米でアルコール飲料の宅配サービスを手掛ける米ドリズリーを買収によって完全子会社化すると発表した。株式交換と現金を組み合わせた買収額は11億ドル(約1150億円)。買収後は取引先の酒販店を料理宅配サービス「ウーバーイーツ」に取り込み、新型コロナウイルスの影響で市場拡大が続く小口物流事業を強化する。

ドリズリーは2012年の設立で、米東部マサチューセッツ州ボストンに本社を置く。各地の酒販店などが加盟できるオンラインマーケットプレイスを運営しており、スマートフォンのアプリやウェブサイトを通じて北米の約1400都市でビールやワイン、スピリッツ類の宅配サービスを手掛けている。ウーバーは規制当局の承認などを経て、買収手続きは21年上期中に完了する予定だとしている。

米国ではアルコールの販売について自治体ごとに異なる規制が敷かれているが、ドリズリーは規制への対応力に強みがあるとしている。新型コロナに伴う巣ごもり消費の拡大を捉え、20年には自社のマーケットプレイスにおける取扱総額を19年比3倍超に伸ばした。ウーバーは将来的にドリズリーの加盟店の基盤をウーバーイーツに統合するとしている。

ウーバーは20年7月に料理宅配サービスで競合する米ポストメイツを26億5000万ドルで買収すると発表するなど、宅配事業を強化している。一方で20年末には自動運転技術の開発子会社や空飛ぶタクシーの開発部門をそれぞれ売却すると明らかにしており、祖業の旅客輸送から小口物流へと事業の組み替えを急いでいる。

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