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米、成人のワクチン接種率7割 当初目標から1カ月遅れ

(更新)
米国でワクチンを少なくとも1回接種した成人の割合が7割に達した=AP

【ニューヨーク=野村優子】米国で2日、新型コロナウイルスワクチンを少なくとも1回接種した成人の割合が70%に達した。バイデン政権は7月4日の独立記念日までに7割を達成するとの目標を掲げていたが、およそ1カ月遅れて達成した。感染力の強いインド型(デルタ型)が猛威を振るうなか、接種する人がじわりと増えた。

バイデン大統領は2日、ツイッターで「7割の目標を達成したが、さらに先へと進む必要がある。ワクチン接種がまだであれば、接種してほしい」と呼びかけた。1日あたりの接種回数(7日移動平均)は7月上旬に約50万回まで減ったが、8月1日時点では66万回に上昇した。デルタ型への感染を懸念して、一部で接種する人が増えた。

ホワイトハウスのザイエンツ調整官は2日の記者会見で、1日あたりの12~17歳のワクチン接種人数が2週間前に比べて5割増えたとして「勇気づけられる傾向だ」と述べた。もっとも、ピークだった4月の338万回に比べると5分の1程度にとどまる。

先進国のなかで一時は最速ペースで接種を進めた米国だったが、足元の接種率は欧州などに抜かれている。英オックスフォード大の研究者らがつくる「アワー・ワールド・イン・データ」によると、ワクチン接種を完了した人の割合は1日時点で、カナダや英国、イタリア、ドイツなどが米国を上回る。

特に、州ごとの格差が深刻だ。接種率が最も低い南部ミシシッピ州は、少なくとも1回接種した人の割合が全人口の40%に満たない。一方、接種率が最も高い東部バーモント州は76%に上る。接種率の低い州は共和党地盤に偏っており、デルタ型の感染拡大も顕著となっている。

バイデン政権は、ワクチン接種を促す取り組みを加速させている。7月29日には、新たに接種した人に100ドルを配るよう地方政府に要請した。ニューヨーク州やカリフォルニア州など、職員にワクチン接種を求める州も出ている。

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