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米ロ外相が会談 ウクライナ情勢巡り緊張緩和模索

(更新)

【ワシントン=坂口幸裕】ブリンケン米国務長官とロシアのラブロフ外相は2日、スウェーデンのストックホルムで会談した。ロシア軍がウクライナの東部国境に部隊を展開している問題で対立する両国が緊張緩和を探った。バイデン米大統領はロシアのプーチン大統領との協議に言及しており、首脳間の対話も議題になった可能性がある。

両外相の会談は欧州安保協力機構(OSCE)閣僚会合に合わせて行った。ブリンケン氏は会談の冒頭でウクライナ情勢を念頭に「ロシアが対立を求めれば、深刻な結果を招くだろう」と述べた。ラブロフ氏は「ロシアはいかなる紛争も望んでいない」と話した。タス通信は、会談は約40分で終了したと報じた。

ウクライナ情勢をめぐっては、ロシアがウクライナの東部国境に大量の兵士を動員し、米国を中心とする西側諸国がウクライナへの支援を強化している。双方が非難の応酬を繰り広げており、挑発が重なって武力衝突に発展するリスクが高まる。

ロシアは2014年にウクライナ領クリミア半島の併合を宣言し、強く反発した米欧はロシアに制裁を科した経緯がある。米欧は再びロシアがウクライナに軍事侵攻する事態を警戒。ブリンケン氏は1日の記者会見で、ロシアが侵攻すれば経済制裁に踏み切ると警告したうえで「これまで控えてきた影響力の大きい経済措置を含め、断固として対応する」と述べた。

一方で米国側は対話も模索する。バイデン氏はプーチン氏、ウクライナのゼレンスキー大統領と直接話し合うことも視野に入れる。2日の米ロ外相会談は首脳協議に向けた地ならしの側面もありそうだ。

14年から続くウクライナ東部紛争でも、ロシアがウクライナへの影響力を維持しようと親ロ派武装勢力を支援しているとみられている。ロシアは北大西洋条約機構(NATO)側が動かないかぎり、ウクライナへの再侵攻はないとの意向を示している。

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