/

ウクライナ侵攻なら対ロ制裁 米国務長官が警告

2日にロシア外相と会談へ

【ワシントン=坂口幸裕】ブリンケン米国務長官は1日、訪問先のラトビア・リガで記者会見し、ロシアがウクライナを侵攻すれば経済制裁に踏み切ると警告した。2日にロシアのラブロフ外相と会談する方針を明らかにし「挑発的な行動をやめるよう求める」と語った。

北大西洋条約機構(NATO)外相理事会後に語った。ラブロフ氏とは2~3日にスウェーデンで開く欧州安保協力機構(OSCE)閣僚会合の出席に合わせて協議する。ブリンケン氏はラブロフ氏に先立ち、ウクライナのクレバ外相とも面会すると表明した。

ウクライナ情勢は緊迫している。ロシアがウクライナ国境に大量の兵士を動員し、米国を中心とする西側諸国がウクライナへの支援を強化。双方が非難の応酬を繰り広げる。挑発が重なって武力衝突に発展するリスクが高まっており、米ロ外相が対話による緊張緩和を探る狙いだ。

バイデン米大統領はロシアのプーチン、ウクライナのゼレンスキー両大統領と協議する可能性にも言及しており、首脳会談に向けた地ならしの側面もある。

ブリンケン氏はロシアがウクライナに侵攻すれば「厳しい代償を科す用意がある。これまで控えてきた影響力の大きい経済措置を含め断固として対応する」と述べた。ロシアは2014年にウクライナ領クリミア半島を併合し、強く反発した米欧はロシアに制裁を科した。

ブリンケン氏は「ロシアが重大な行動を計画していることを深く懸念している。計画にはウクライナ内部の不安定化や大規模な軍事行動を含む」と話した。14年のクリミア併合の経緯に触れ「(当時も)このような手口がみられた」と指摘した。

同年から続くウクライナ東部紛争でも、ロシアがウクライナへの影響力を維持しようと親ロ派武装勢力を支援しているとみられている。ロシアはNATO側が動かないかぎり、ウクライナへの再侵攻はないとの意向を示している。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン