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タンカー攻撃「イランの犯行」 米英イスラエルが断定

ブリンケン米国務長官はタンカー攻撃について「極めて重要な航路での航行の自由を脅かすものだ」とイランを非難した=AP

【ワシントン=中村亮】ブリンケン米国務長官は1日の声明で、中東のオマーン湾で7月末に起きたイスラエル系企業運航のタンカーへの攻撃について、イランの犯行と断定した。英国とイスラエルは米国に同調した。米英などとイランの緊張が高まることで、イラン核合意の再建交渉が一段と停滞する可能性がある。

ブリンケン氏はタンカー攻撃について「極めて重要な航路での航行の自由を脅かすものだ」と指摘し、「正当化できない」とイランを非難した。攻撃があった海域は原油輸送の要衝であるホルムズ海峡に近い。ブリンケン氏は「次の措置を検討するためパートナー国と連携している」と説明し、何らかの対抗措置を講じる構えを見せた。攻撃には無人機が使われたという。

英国のラーブ外相も1日の声明で「攻撃はイランによる意図的で狙いを定めたものであり、国際法違反だ」と批判した。米メディアによると、イスラエルのベネット首相も「イランの悪党のような行動はイスラエルだけでなく、海運や国際貿易の自由という世界の利益に対して危険だ」と断じた。

イランでは5日に反米かつ保守強硬派のライシ師が次期大統領に就任する。米国とイランは4月からイラン核合意の再建に向けて欧州を仲介役として間接協議を行ってきたが最近は停滞が目立つ。タンカー攻撃をめぐり、米国とイランの対立が強まれば交渉がさらに難しくなる可能性がある。

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