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ファウチ氏「ロックダウンしない」 米で感染再拡大でも

(更新)
ファウチ首席医療顧問は「ワクチンの未接種者の感染が急増している」と警告した=ロイター

【ニューヨーク=白岩ひおな】バイデン政権のファウチ首席医療顧問は1日、米メディアのインタビューで、米国で新型コロナウイルスの感染が再び広がっても「ロックダウン(都市封鎖)はしない」との考えを示した。感染力が強いインド型(デルタ型)が猛威をふるい、感染状況は「さらに悪化する」と認めた一方、ワクチン接種が進んでおり、感染拡大初期のような厳しい措置には踏み切らないとの見通しを示した。

米国でワクチンを接種した人数は「感染拡大を完全に抑え込むほどではないが、20年の冬のような状況に陥らないようにするには十分な割合だ」と述べ、医療体制が間に合わないほどの患者数や入院者数の増加には至らない可能性が高いとみる。

米紙ニューヨーク・タイムズによると、過去2週間で米国内の新型コロナの新規感染者数は約2.5倍に増え、入院者数も73%増えた。感染者の急増はデルタ型のまん延と、一部の地域でワクチン接種率が低くとどまっていることが背景にあるとみられる。

ファウチ氏は「米国にはワクチン接種を受ける資格がありながら、接種をしていない人が1億人いる」とし「未接種者の間での感染者の急増がみられる」と警鐘を鳴らした。

ワクチン接種完了後に感染する「ブレークスルー感染」の事例も報告されているが、米NBCはワクチン接種を完了してから陽性が報告された人数はデータが利用可能な38州で12万5682人と、7月末時点で接種を完了している1億6400万人超のうち0.08%未満にとどまったと報じた。約1300人に1人の割合だ。

米疾病対策センター(CDC)は「ワクチンの接種は重症化や死亡を防ぐための最も重要な戦略だ」と強調する。CDCによると、接種完了後に感染して入院した人は接種完了者の0.004%、死亡した人は0.001%にとどまった。

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