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カリフォルニア州、全生徒にワクチン義務付け 全米初

(更新)

【シリコンバレー=白石武志】米カリフォルニア州のニューサム知事は1日、州内の公立・私立学校に通う全生徒に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務化する計画を発表した。年齢や学年に応じて段階的に導入する方針で、12歳以上については2022年にも適用する。これまで特定の公立校の学区が独自に接種を義務付ける動きはあったが、州規模では全米初となる。

米食品医薬品局(FDA)は現在、米製薬大手ファイザーと独ビオンテックの新型コロナワクチンについて16歳以上への2回の接種を正式に承認し、12~15歳を対象とする接種については緊急使用許可に基づいて認めている。

カリフォルニア州が1日に公表した計画では、FDAが12~15歳についても接種を正式承認した場合、その次の学期から州内の7年生(日本の中学1年生に相当)から12年生(高校3年生相当)までの全生徒にワクチン接種を義務付ける。幼稚園から6年生までの生徒についても、FDAが正式承認した後に段階的に接種を必須とする。

米メディアによると、米当局は今秋にも12~15歳へのワクチン接種を正式承認する見込み。州政府は接種義務化の時期について「現在の情報によると、22年7月から7~12年生に適用されると予想される」と説明しているが、同年1月に早まる可能性もある。

カリフォルニア州では公立校だけで600万人超の生徒を抱える。ワクチンを接種していない生徒は学校での対面式授業に参加できなくなり、オンラインの遠隔授業などに切り替える必要がある。州政府は医療上や宗教上の理由による例外は設けるとしている。

カリフォルニア州は対面式授業に通う生徒に対し、おたふくかぜやはしかなどのワクチンについてはすでに接種を必須としている。今回の計画によって、新型コロナワクチンが必須ワクチンのリストに加わることになる。

カリフォルニア州によると、州内の12~17歳の人口の63.5%が少なくとも1回の新型コロナワクチン接種を済ませているが、対象年齢全体の84%に比べると接種率は低い。ニューサム知事は1日にサンフランシスコ市内の公立校で開いた記者会見で「あるべき姿に到達するにはまだ努力が必要だ」と強調した。

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