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Amazon、5.5万人新規雇用へ 技術者など数カ月内で

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アマゾンはインドや日本でも採用を増やす(ベンガルールのオフィス)=ロイター

【ニューヨーク=白岩ひおな】インターネット通販最大手米アマゾン・ドット・コムのアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は1日、今後数カ月間で新たに技術職や本社管理部門などで5万5000人の人材を雇用すると表明した。9月中旬に開く採用フェアを通じて米国内の拠点で計4万人を雇用するほか、インドやドイツ、日本などで採用を予定する。

7月に創業者のジェフ・ベゾス氏の後任としてCEOに就任したジャシー氏は、ロイター通信のインタビューで「小売り、クラウド、広告などの分野での需要に対応するため、さらなる戦力が必要だ」との考えを明らかにした。エンジニアリングやロボット工学などの分野のほか、低軌道衛星を使った世界規模のインターネット通信サービス「プロジェクト・カイパー」にも多くの人材を投入する。

アマゾンは同日、採用計画の柱として、9月15日に開催する年次の採用フェア「キャリア・デー」の概要を発表した。米国では約220の拠点で技術職や管理部門で4万人を募集するほか、数万人の時給制職種を採用する。キャリアアップを目指す従業員向けの1対1のコーチングセッションも実施する。

アマゾンは新型コロナウイルスの感染拡大以降、ネット通販の需要急増に対応し、物流拠点を中心に米国内で45万人以上を新たに雇用した。人手確保に向け、時給引き上げや契約時の一時金、成果や役割に応じたインセンティブの支給といった策を講じている。

経済の正常化に伴う採用難への対応に加え、従業員からの待遇をめぐる不満を抑える狙いだ。2~3月には米南部アラバマ州の物流施設で米国初となる労働組合結成の賛否を問う従業員投票が実施された。反対多数で否決されたが、同様の動きは米国内の別の拠点に広がる可能性もある。

ジャシー氏は従業員との関係修復というベゾス氏が残した宿題に直面している。ジャシー氏は労働条件をめぐる課題について「アマゾンの誰もが、どうすればもっと良くなるかを批判的に検討し、改善の方法を編み出す自由と期待を持っている」と述べた。

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