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ファイザー製ワクチン、半年後まで効果 南ア型にも有効

(更新)
米ファイザーと独ビオンテックの新型コロナワクチンは、2回目接種から最大半年後まで有効性が91%となる=AP

【ニューヨーク=野村優子】米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは1日、共同開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、2回目の接種から最大半年後まで有効性が91.3%だとする臨床試験(治験)の分析結果を発表した。経過観察では、重大な安全上の懸念もでていないという。

ファイザー・ビオンテック製のワクチンは3週間の間隔をあけて2回の接種が求められており、有効性は95%だ。今回は2回目の接種から、7日から6カ月後までの有効性を調べたところ、91.3%となった。安全性のデータについては治験参加者4万4千人のうち、1万2千人は2回目の接種から少なくとも半年間の経過観察を行っているという。

感染力が高いとされる南アフリカ由来の変異ウイルスに対する有効性が100%だったことも併せて公表した。治験参加者800人のうち、プラセボ(偽薬)を投与した9人が新型コロナに感染し、うち6人が南ア型だった。ワクチンを接種した人に感染は確認されなかった。

南ア型の変異ウイルスについては、従来のウイルスよりも有効性が相対的に低くなるとの懸念も広がっていた。ビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者(CEO)は声明で「変異ウイルスに対する有効性が確認できたことは、集団免疫を獲得し、パンデミックを終わらせるための重要な要素となる」と述べた。

ファイザー・ビオンテック製のワクチンは日本を含めて、世界50カ国以上で緊急使用などが承認されている。米国では最も普及しているワクチンで、接種回数は7689万回、供給数は9845万回に達している。両社は2021年末までにワクチン生産能力を年25億回分まで引き上げる見通しだ。

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