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安保理、北朝鮮ミサイルで声明見送り 緊急会合

(更新)

【ニューヨーク=吉田圭織】国連の安全保障理事会は1日、直近の北朝鮮のミサイル発射をめぐり非公開の緊急会合を開いた。北朝鮮は9月28日に音速の5倍以上の速さで飛ぶ「極超音速ミサイル」、同30日には新型の対空ミサイルの発射実験をし、安保理は対応について協議した。

安保理は全体としての声明を出さなかった。10月に安保理の議長国を務めるケニアのキマニ国連大使は会合後の記者会見で「全理事国が合意できる声明文にはほど遠い」とする一方で、「多くの理事国が声明の発表に向けて交渉を続ける意欲を示した」と話した。安保理は北朝鮮が9月15日に短距離弾道ミサイル2発を発射した後にも緊急会合を開いたが、その時も声明の発表を見送った。

安保理の北朝鮮制裁委員会の議長国を務めるノルウェーのユール国連大使は会合前に「直近の弾道ミサイル発射は安保理決議の違反であり、再び非難する必要が出た」と述べた。エストニアのリパンド国連次席大使は「重要なのは安保理が一丸となって安保理決議の違反を非難することだ」と強調し、声明文の発表に意欲を示した。

北朝鮮の軍事力強化に理事国は警戒を強めている。米国や英国と共同で今回の会合を要請したフランスのドリビエール国連大使は会合前に記者団に対し「北朝鮮は(兵器の)拡散や安保理決議の違反を続けており、深刻な懸念がある。国際平和と安全に対する重大な脅威だ」と語った。極超音速ミサイルの発射については「北朝鮮は発射に成功したと主張している。本当であれば、さらに緊張を高めるステップだ」と指摘した。

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