/

日本車の米新車販売64%増 4~6月、トヨタがGM抜く

【ニューヨーク=中山修志】トヨタ自動車など日本の自動車大手6社が1日発表した4~6月の米国新車販売台数は計176万台と前年同期から64%増加した。年初以降の半導体不足の影響が緩和し、四半期の台数ベースで4年ぶりの高水準となった。

メーカー別ではトヨタが73%増の68万8813台となり、米ゼネラル・モーターズ(GM)をわずかに上回った。米フォード・モーターはまだ販売台数を公表していないが、トヨタが首位に立ったもようだ。米メディアによると、GMが四半期ベースで米販売首位を明け渡すのは1998年に米フォード・モーターに抜かれて以来という。GMは半導体不足による北米工場の休止が5月まで続いたことが響いた。

ホンダや日産自動車も同7割増、三菱自動車は2倍に増えた。新型コロナウイルス危機で販売店の多くが休業に追い込まれた前年から急回復した。バイデン政権による1人最大1400ドル(約15万円)の個人給付金も需要を押し上げた。

北米では2月以降に半導体不足による完成車工場の休止が相次いだが、5月ごろから調達状況が改善し、現在は多くのメーカーが操業時間の短縮など小まめな生産調整でしのげている。3月に発生したルネサスエレクトロニクスの工場火災の影響が北米に波及する懸念も指摘されたが、「代替調達などで生産への影響を抑えられている」(米国ホンダ)という。

ただ、長引く生産調整で販売店の在庫は品薄感が強まっている。在庫不足で納車に数カ月かかる場合もあり、「(色やグレードが)近いモデルや中古車を勧めるケースが増えた」(ニューヨークの日産の販売店)。米中古車価格は3月から3カ月連続で上昇し、消費者物価指数(CPI)を押し上げる一因となっている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン