NVIDIA株一時12%安 米中覇権争いの渦中に(NY特急便)
米州総局 宮本岳則
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1日の米株式市場で米半導体大手エヌビディアの株価が急落した。下落率は一時、前日比12%を超え、2021年3月31日以来、約1年5カ月ぶりの安値をつけた。米政府から一部の画像処理半導体(GPU)製品の中国輸出について新たな制限を課され、投資家は業績予想の修正を迫られた。米中覇権争いの渦中に巻き込まれた形で、中国事業の先行きには不透明感が漂う。
1日早朝、米シティグループの半導体業界アナリスト、アテ...