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3月の米製造業景況感1.5ポイント低下 1年6カ月ぶり低さ

【ワシントン=長沼亜紀】米サプライマネジメント協会(ISM)が1日発表した3月の米製造業景況感指数は57.1で前月から1.5ポイント低下した。2カ月ぶりの低下で、2020年9月以来1年6カ月ぶりの低さとなった。

供給網の乱れが続く中で、需要が弱まった。ダウ・ジョーンズまとめの市場予測(59.0程度)を下回った。個別項目は「新規受注」が53.8で7.9ポイント低下したほか、「生産」も54.5で4.0ポイント下がった。

一方、「雇用」は56.3で3.4ポイント上昇した。企業は採用が上向き、離職や早期退職も減ってきたと報告しており、労働者不足の解消にむけ前進がみられた。

「価格」は87.1で11.5ポイント急上昇した。ISMは、ロシアのウクライナ侵攻に伴う国際エネルギー市場の変動が主な要因と指摘。「鉄製品の値上がりとエネルギー価格の急騰で、(新型コロナウイルスの変異型の)オミクロン型流行の収束後にやわらいでいた全般的な価格上昇が再び始まった」と分析した。

回答企業からは、供給網の乱れの悪化を伝える声も聞かれた。ある製造業者は「材料が入手できず供給業者は見積もりも注文もとってくれない。価格は毎日上がっている」と苦境を報告した。ISMは、海外業者らが受けているオミクロン型流行の影響が今後さらに広がり、逆風となる可能性があると指摘した。

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