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エクソンの前期、初の最終赤字2.3兆円 天然ガスで減損

【ニューヨーク=中山修志】米石油メジャーのエクソンモービルが2日発表した2020年12月期決算は、最終損益が224億ドル(約2兆3500億円)の赤字(前の期は143億ドルの黒字)だった。通期の最終赤字は1999年のエクソンとモービルの合併以来初めて。新型コロナウイルス危機で石油・天然ガスの採算が悪化した。天然ガス資産で200億ドル近い減損損失を計上したことも響いた。

20年12月期通期の売上高は前の期比31%減の1815億ドルだった。米国とカナダ、アルゼンチンに保有する天然ガス資産の収益見通しが悪化したことにより、10~12月期に193億ドルの減損処理を行った。

エクソンのダレン・ウッズ最高経営責任者(CEO)は「エクソンにとって最も困難な1年だった」とコメントした。22年末までに全従業員の15%に相当する約1万4000人を削減し、23年に19年比で年間60億ドルのコスト削減をめざす。

同業の米シェブロンが1月に発表した20年12月期決算は55億ドルの最終赤字だった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは1月末、エクソンとシェブロンが20年に経営統合について協議していたと報じた。協議は不調に終わったが、石油業界への逆風の中で統合構想が再浮上する可能性があるという。

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