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セールスフォース、共同CEO発表 ベニオフ氏と二頭体制

(更新)

【シリコンバレー=佐藤浩実】米セールスフォース・ドットコムは30日、最高執行責任者(COO)を務めていたブレット・テイラー氏が副会長兼共同最高経営責任者(CEO)に昇格したと発表した。創業者で従来も会長兼CEOだったマーク・ベニオフ氏との二頭体制となる。同社が共同CEO制を採用するのは2020年2月以来。

テイラー氏は自身で創業したソフトウエア企業をセールスフォースに売却したのに伴い、16年に同社へ加わった。連続起業家としての経験を生かして米スラック・テクノロジーズの経営陣と議論を重ね、同社の買収を主導したことで知られる。11月の日本経済新聞との取材でも「セールスフォースとスラックの統合に全力を注いでいる」と話していた。

ベニオフ氏は声明で「ブレットと私は信頼やカスタマーサクセスといった価値観を共有しながらセールスフォースを次の章に導く」と述べた。セールスフォースは18年8月から20年2月にかけてベニオフ氏とキース・ブロック氏の共同CEO体制を採用していたが、ブロック氏の退任後はベニオフ氏が単独でCEOを担っていた。

顧客情報管理(CRM)のクラウドサービスを主力とするセールスフォースは同日、21年8〜10月期の決算も公表した。売上高は前年同期比27%増の68億6300万ドル(約7760億円)で、純利益は同57%減の4億6800万ドル。26年1月期の通期売上高を500億ドルに増やす計画を掲げており、二頭体制の成否がカギを握る。

一方、テイラー氏は29日に米ツイッターの会長にも就任した。ジャック・ドーシーCEOの退任で次世代に移行する同社を支える役割も担う。テイラー氏はかつて米グーグルで地図開発に携わったり、米フェイスブック(現メタ)で最高技術責任者を務めたりした経験もある。

米国のIT業界ではネットフリックスも創業者のリード・ヘイスティングス氏とコンテンツを統括するテッド・サランドス氏の共同CEO制を採用している。

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