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コロンビアで大規模デモ、税制改革に抗議

(更新)
政府への抗議活動で「自由」と書かれた旗を掲げる市民(29日、ボゴタ)=ロイター

【サンパウロ=外山尚之】南米コロンビアで大規模なデモが発生している。政府の税制改革への抗議活動が過激化し参加者の一部が暴徒化、各地で衝突が起きている。新型コロナウイルスの影響が長引く中、南米各国でストや抗議活動が発生しており、地域が不安定になりつつある。

コロンビアは慢性的な財政赤字に悩んでおり、政府は付加価値税や所得税の対象拡大を提案していた。新型コロナウイルスの影響で経済が低迷する中、反発した市民が29日に始めた抗議活動は一部が暴徒化し、投石などで警官隊の負傷が多発。30日に入っても各地で抗議活動が続いている。

ドゥケ大統領は30日、地元メディアの取材に応じ、「税制改革により、税還付で弱い立場の家庭の収入を増やす」と述べ、格差の是正につながるとして理解を求めた。もっとも、所得税の増税対象には中間層も含まれており、これで事態が収束するかは不透明だ。

南米ではチリでも30日にゼネストが実施されているほか、アルゼンチンでも新型コロナを抑制するための経済活動の制限に対する抗議活動が発生したばかり。欧米製のワクチンが十分に供給されず新型コロナ収束までの道筋が見えない中、市民のフラストレーションはたまっており、不安定な状況が続いている。

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