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NYダウ続落で始まる 情勢緊迫、WTIも100ドル超に

(更新)

【NQNニューヨーク=川上純平】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落で始まり、午前9時35分現在は前日比96ドル95セント安の3万3795ドル65セントで推移している。ウクライナ情勢の緊迫が続いており、世界経済を冷やしかねないとの見方が強まっている。欧米の金融制裁でロシアが信用危機に陥る可能性も意識され、運用リスクを回避する売りが先行した。原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近の4月物は一時1バレル101.53ドルと2014年7月以来の高値を付けた。

ロシアが侵攻するウクライナでは首都キエフや第2の都市ハリコフで両軍の攻防が激しさを増している。ロシア軍の長蛇の車列がキエフに接近しているとの報道もあり、首都での一段の攻防の激化が予想されている。ドイツなど欧州の主要株式相場が下落しており、米国株に売りが波及している。

半面、積極的に売り込む動きは限られている。ウクライナ情勢の緊迫を受け、3月の実施が見込まれる米連邦準備理事会(FRB)の利上げの幅は通常の0.25%にとどまるとの観測が強まった。欧州でも欧州中央銀行(ECB)が利上げの開始時期を遅らせるとの見方が広がっており、金融引き締めペースの鈍化観測が株式相場を下支えしている。

航空機のボーイングやクレジットカードのビザなど景気敏感株の一角が下落している。相対的に安全資産とされる米国債は買われ、米債券市場で長期金利が一時1.71%と前日比0.11%低下した。利ざやの縮小観測から金融のJPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスも安い。

石油のシェブロンは上昇している。WTIが一時、2014年7月以来の高値を付けたのが追い風になった。

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