NYダウ反落で始まる FOMC控え利益確定売り

【NQNニューヨーク=川内資子】1日の米株式相場でダウ工業株30種平均は反落して始まり、午前10時現在は前日比161ドル05セント安の3万3924ドル99セントで推移している。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を午後に控えて様子見ムードが強いなか、目先の利益を確定する目的の売りが先行している。
FOMCでは利上げ幅を前回の0.5%から0.25%に縮小する見込み。今後の政策を見極めるうえで、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見が注目されている。ダウ平均は前日に360ドルあまり上げており、短期的な利益確定目的の売りが先行している。
前日夕に発表した決算を受け、アナリストの目標株価引き下げが相次いだバイオ製薬のアムジェンが売られている。半導体のインテルやスマートフォンのアップルなどハイテク株の一角のほか、ゴールドマン・サックスなど金融株も下げて始まった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反落して始まった。
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