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NYダウ小反落で始まる 前日の反動で利益確定売り先行

【NQNニューヨーク=川内資子】20日の米株式相場でダウ工業株30種平均は小反落で始まり、午前9時45分現在は前日比69ドル80セント安の3万1757ドル25セントで推移している。前日に754ドル高と大きく上げた後で、目先の利益を確定する目的の売りが先行した。ただ、米連邦準備理事会(FRB)による急激な利上げが米景気を冷やすとの懸念は後退しているうえ、主力ハイテク株の上昇が支えとなり相場の下値は堅い。

ガソリン価格の下落などを背景に強いインフレ懸念が後退し、市場ではFRBが急激な利上げを進めるとの見方が薄れている。米主要企業の2022年4~6月期決算も市場予想を上回るものが目立ち、市場心理は改善しつつある。

ただ、株式を買い進むにはさらに決算を見極めたい投資家も多く、足元で買われた銘柄を中心に利益確定売りが出ている。前日に大きく上昇した航空機のボーイングや金融のゴールドマン・サックスが下落。建機のキャタピラーにも利益確定売りが先行した。

一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比56.821ポイント高の1万1769.969で推移している。動画配信のネットフリックスが前日夕に発表した22年4~6月期決算で契約者数の減少幅が市場予想より小さく、好感した買いで株価が上昇。スマートフォンのアップルなど主力ハイテク株にも買いが広がった。

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