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NYダウ大幅反発、一時600ドル超高 経済正常化の期待

(更新)
ニューヨークのウォール街=AP

【NQNニューヨーク=古江敦子】1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は大幅に3営業日ぶりに反発して始まった。午前の取引では一時、前週末比600ドル超高となる場面もあった。新型コロナウイルスのワクチン普及や米政府による追加経済政策の早期成立によって経済活動の正常化が進むとの見方が相場を押し上げた。米長期金利の上昇に一服感が出ており、ハイテク銘柄が買い直されている。

米食品医薬品局(FDA)が2月27日、日用品・製薬大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発する新型コロナのワクチンの緊急使用を承認した。米下院は27日に1・9兆ドルの追加経済対策を可決し、上院でも一部修正を加えたうえで3月中旬までに可決する見通しと伝わった。

化学のダウや金融のゴールドマン・サックス、石油のシェブロンなど景気敏感株が高い。墜落事故を起こして運航停止していた主力小型機「737MAX」の受注が伝わった航空機のボーイングは5%近く上げている。行動自粛で収益への悪影響が大きかった映画・娯楽大手のウォルト・ディズニー、アメリカン航空グループなどの空運株の上げも目立つ。

米長期金利は1・43%近辺と前週に付けた約1年ぶり高水準(1・61%)から低下している。相対的な割高感から売られていたハイテク株が買われ、スマートフォンのアップルが上昇。ダウ平均の構成銘柄以外では電気自動車のテスラやグーグルの親会社アルファベットなどに買いが先行している。

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