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NYダウ、最高値更新 437ドル高

(更新)

【NQNニューヨーク=戸部実華】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比437ドル80セント(1.4%)高の3万0829ドル40セントと過去最高値を更新した。ジョージア州の上院決選投票で民主党候補が2議席とも獲得する見通しとなった。バイデン次期政権による追加経済対策やインフラ投資の拡大が期待され、景気敏感株を中心に買いが集まった。

米NBCなどは6日午後、すでに当確になっていた民主党のウォーノック氏に続き、オソフ氏の当選も確実だと報じた。大統領と上下両院の過半数を民主党が事実上占める「ブルーウエーブ」が実現する。米選挙を巡る不透明感が晴れて「安堵感から投資家心理が強気に傾いた」(SIAウェルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏)。

上昇が目立ったのは景気敏感株だ。建機のキャタピラーは6%高、化学のダウは5%高で終えた。民主党政権での国債増発の観測から、米長期金利が10カ月ぶりに1%台に上昇し、利ざや改善期待から銀行株も買われた。金融のゴールドマン・サックスとJPモルガン・チェースはともに5%上昇した。

民主党が公約に掲げる環境インフラ投資策の実現を見込んで、太陽光発電関連株が急伸し、電気自動車のテスラにも買いが集まった。米原油先物相場の上昇を好感し、シェブロンなど石油株も高い。

ダウ平均は一時630ドルあまり上昇したが、午後に伸び悩んだ。米連邦議会が6日、大統領選の結果を最終承認する上下両院の合同会議を開いたが、選挙結果を認めないトランプ大統領の支持者が議事堂に侵入。会議は中断し、議員らは避難を余儀なくされた。首都ワシントンでは6日午後6時から外出禁止令が発動され、政治の混乱が買い手控えにつながった。

景気敏感株が買われた一方、ハイテク株からは資金が流出した。長期金利の上昇を受け、高PER(株価収益率)銘柄が多いハイテク株の割高感が意識された。ナスダック総合株価指数は反落し、前日比78.166ポイント(0.6%)安の1万2740.794で終えた。

スマートフォンのアップルは3%安、ネット通販のアマゾン・ドット・コムは2%安など主力株が軒並み下落した。画像処理半導体のエヌビディアは6%下げた。英当局が同社による半導体設計大手アームの買収を巡り、競争妨害につながらないか調査を始めると6日に発表したことも嫌気された。

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