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NYダウ反発、337ドル高 経済対策への期待で

【NQNニューヨーク=戸部実華】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発した。前日比337ドル76セント(1.1%)高の3万0199ドル31セントで終えた。追加経済対策を巡る米与野党の協議が進展するとの観測が広がり、投資家心理が強気に傾いた。新型コロナウイルスのワクチンの普及期待も、景気敏感株を中心とした買いを後押しした。

経済対策を巡り、超党派の議員グループが14日、失業保険の拡充など与野党が合意しやすい項目に絞った法案を公表した。与野党で意見が割れている地方政府への支援や、新型コロナ関連の賠償請求訴訟から企業を守る免責条項を切り離し、早期成立を目指すようだ。米与野党トップが15日中に協議するとも伝わり、合意観測が強まった。

ワクチンの普及が経済活動の正常化を後押しするとの期待も相場を支えた。米食品医薬品局(FDA)は15日、バイオ製薬のモデルナが開発中のワクチンの予防効果について「感染防止に有効で安全性も高い」との報告書をまとめた。米国で接種が始まった米ファイザーと独ビオンテックのワクチンに続き、緊急使用が承認されるとの見方が広がった。

ワクチン普及が業績の追い風になる映画・娯楽のウォルト・ディズニーが買われた。景気敏感株とされる化学のダウ、建機のキャタピラーの上げも目立った。米長期金利が上昇し、金融のゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースも高い。

スマートフォンのアップルが5%高となり、ダウ平均を押し上げた。日本経済新聞(電子版)が15日、「来年1~6月にiPhone(アイフォーン)の生産を前年同期比3割増やす方針を取引企業に伝えた」と報じ、好感した買いが入った。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸。前日比155.020ポイント(1.2%)高の1万2595.060で終え、1週間ぶりに過去最高値を更新した。アップルに加え、半導体関連株が軒並み上昇して指数を押し上げた。

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